思い立って宅建を受験した話
コロナ以降、ほぼ在宅勤務となり、人と会う機会も減り、かなり暇になっていたというのが受験のきっかけでした。
約4か月、独学で勉強を続けて一発合格できました。自己採点は41/50点。
同じように不動産知識なし×独学で取り組まれる方もいらっしゃるかと思い、参考までに書いてみます。
受験動機
家の購入を検討するにあたり、不動産の知識が欲しいと思ったため。
また、転職することがあった際、役に立つかも・・・という下心も。
試験が終わっての感想
やってよかったと思います。
単純に努力が報われて嬉しかった。合格発表日に合格証書が家に届いて嬉しい驚きでした。HPとかに出るのかなと思ってたら郵便で知らせが来た。
あとは、今後家を買うことがあっても、知らないことによる不安が少ないかなと思います。
不動産業者が取る手数料の上限が決まっていることや用途地域によって建てられる建物の高さや工場・夜のお店が出店できるか決まっていることは勉強するまで知らなかった。
つらかったこと及び乗り切り方
合格しても仕事で活用する機会がなく、家の購入も検討後にいったん断念することにしたため(都内のマンションが高すぎて)、何のためにやってるんだろう期が訪れた。
周りに勉強している人がいなかったのでSNSやYouTubeなどで他の受験生の存在を感じることで、最後までやろうとテンションを上げて乗り切った。
あとは図書館で不動産の実務本を読んだりして、興味の火をなんとか燃やしていた。
つよいモチベーションがある方には関係ない悩みかと思います。
一番効果があったと思われる対策
模試を解きまくること。
問題量をこなすほど知識が深まるのと初見の問題にびびる気持ちがなくなってくる実感がありました。
導入テキスト・問題集がひと通り終わったら、模試を解いてできなかった問題の解説を読んだり覚え直すのがよいかと思います。一気に暗記するより、問題を解きながらの方が頭に入りやすかった。
学習期間
約4か月半(2021年8月~12月) 12月受験
コロナの影響で年2回となり、受験月は10月か12月かどちらかとなります。
どの月に受験するかは選べず、申し込み後に通知ハガキが来る形となります。
私は東京の女性専用会場で受けましたが、TOEIC会場かというくらい人がいて驚きました。SNS上では10月受験生が多い印象だったので、勝手に人が少ないと思っていた。
使用したテキスト・模試
学習時期ごとに使用したテキストを書いてみました。
2021年8月~12月
メインテキスト・問題集
「スッキリわかる宅建士」
いろんな出版社から学習テキスト&過去問のセットが出ておりますが、私はこちらのシリーズを選びました。
本屋で比較してみたところ、動物キャラで説明されているのでとっつきやすかった。
不動産知識ゼロの初学者にとっては理解しやすいテキストでした。
過去問12年分が分野ごとにまとまっているもの。
解説がわかりやすく、分冊できるので外で勉強するときも持ち運びやすい。
トータルで4回くらい解きました。
2冊を終えた後、もっと問題を解いた方がよいと思い、秋にLECの過去問集を買いました。説明の文体がスッキリとける問題集と変わって、難しめに感じましたが、これがスタンダードなんでしょうね。
LECのテイストに初めて触れたので、ちょっと違和感がありました。最初からLECテキストで学んでいればこの違和感はなかったのかも。
YouTubeで棚田先生が模試と一問一答をおすすめしていたので、模試数冊と一問一答集も追加で購入。私は一問一答集と相性が悪く、数回使って終わった。
アプリを移動時間などに使用していましたが、同じ問題が繰り返し出るため飽きてしまった。3回くらいやってその後は使用せず。個人的にはいろんな模試を解いて新しい問題に触れる方が合っていた。
10月~12月
模試4冊を解いて、あいまいな点を覚え直した時期
本屋で平置きされていたのでこちらを。
量をこなすことで何となく出題パターンをつかめた。
日建学院さんの模試は変な問題も少なく、良いなと思ったので2021年版を買った後、2020年版も買い足しました。
こちらはベーシック編、法改正攻略編、ハイレベル編とレベル別に3つ模試が入っており、ハイレベルの問題がどういうレベルなのか知ることができました。
見ていたYouTubeチャンネル
棚田行政書士の不動産大学
不動産業界の実務の話が面白かったのとほかの受験生の存在を感じられてモチベーションになりました。
直前期には、家事の合間に吉野先生の対策動画を流したりしながら備えました。
以上、何かご参考になれば幸いです。